【組立代行サービス紹介】第3回・組立中編、大型パーツ取付と起動確認
はじめに
この記事では、2022年10月にTwitterで実施した「あなたの好きな色のゲーミングPC作ります!抽選で1名様にプレゼント!」キャンペーンに当選された方へお贈りするパソコンの、実際に組み立てるパーツと組み立て風景をご紹介。
組み立て担当は今年夏に入社以降、どんどんパソコンの知識を吸収していっている優秀な新人「∪氏」、および某オンラインゲームで9年間光の戦士冒険者をしているMMORPG好きな筆者からお送りします!
【自作パソコン組立記事】
・第1回(パーツ紹介)
・第2回(組立前編)
・第3回(組立中編)
・第4回(組立後編)
当記事は先週11/18には投稿予定だったのですが、一部パーツに初期不良が発見されたため、新品を再手配しており1週間遅れの投稿となりました。
ご心配をおかけし誠に申し訳ございません。
目次[非表示]
パソコンの組立手順
先に組立手順のおさらい。前回はメモリの取り付けまで終わり、マザーボードへの小型パーツ取付が完了しましたので、今回は「PCケースへ各種パーツを取付」の工程に入ります。
マザーボードへ各種パーツの取り付け |
済 |
CPU取り付け |
済 |
CPUクーラー取り付け(今回は純正でなく水冷クーラーを採用するため省略) |
済 |
M.2 SSD取り付け |
済 |
メモリ取り付け |
済 |
PCケースへ各種パーツの取り付け |
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ケース組み立て(サイドパネルはあけておく) |
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マザーボード取り付け |
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グラフィックボード取り付け |
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水冷CPUクーラー取り付け |
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ケースファン取り付け |
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電源ユニット取り付け |
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各種配線接続 |
まずはケースの組立からということで、PCケースを開封!当選者様のご希望色、ブルーグリーンです♪
おお~!とっても綺麗な色ですね!!…
……。
………。
組み立て必要なかった。(既に組まれた状態でした)
でも、ケースの組み立てって実は一番工数がかかるところなのでラッキーですね。
ということで、さっそく組立作業を進めていきます。
PCケースへ各種パーツの取り付け ~マザーボード~
まずはPCケースにマザーボード ASRock B550M Steel Legend (B550 AM4 mATX DDR4) を取り付けます。ケース背面にマザーの接続端子たちがぴったりくっつくように置いて、上からネジで留めていきます。
▼背面はこんな感じの見た目になります。柄がカッコいいですね。
マザーボードをネジで固定する箇所はだいたい8~9箇所。精密機器なので壊さないよう丁寧に、かつしっかり固定できるように留めていきます。
PCケースへ各種パーツの取り付け ~グラフィックボード~
次にグラフィックボード 玄人志向 GK-RTX3060-E12GB/OC/WHITE (RTX3060) を取り付けていきます。
パソコン使用時、グラフィックボードに映像出力端子を直接挿しますから、こちらも端子がPCケース背面にぴったりくっつけます。
と、思ったらなんだか邪魔な空気穴のようなものが…。実はこれ、必要な部分だけねじり切ります。
マザーボードの形等によってグラフィックボードの位置が変わることもありますし、そもそもグラフィックボードを搭載しない場合もありますから、必要な部分だけ切り取る形になっているそうです。自作ならではの仕様ということですね。
今回のパターンだと、ねじり切るのは2箇所でよさそうです。ペンチを使って丁寧に切り取ります。
あいたところに端子が来るようにグラフィックボードをセット。
このとき、結構しっかり目に押し込まないとちゃんと接続されず、あとで「画面が映らない…だと…!?」と慌てることになるので注意です。
しっかり差し込んで、ネジで固定すればOK!
白いグラフィックボードなのでとても綺麗ですね!他のパーツと色がマッチしていて素敵です。
PCケースへ各種パーツの取り付け ~電源ユニット~
次の工程ですが、先に電源ユニットを取り付けることにしました。各パーツからマザーボードへの配線がやりづらそうだったため、急遽変更です。
取り付ける電源ユニットは Seasonic FOCUS-GM-650 (ATX 650W 80+GOLD) です。
PCケースのガラス面と逆側の、サイドパネルを開きます。すると電源ユニットやHDD等を搭載する場所にアクセスできました。
右側の広いところに電源ユニットを入れて、電源ケーブルの端子面が綺麗に見えるように設置、ネジで留めます。
各種配線接続(仮)
ここで一旦、各種配線を接続していきます。大きなパーツが取り付けられた状態では接続しづらい端子があるためです。
▼マザーボード上の端子が小さく、細やかな作業が必要です
とりあえずパソコンとして動作できることを確認できれば良いので、整理整頓は考えずどんどん接続していきます。
先程グラフィックボードを取り付けましたが、配線のため一旦取り外しています。
この後すぐに取り付け直しました。
PCケースへ各種パーツの取り付け ~クーラー~
ひとまず配線ができたところで、CPUクーラー Corsair iCUE H100i ELITE CAPELLIX 水冷式 を取り付け。
ファンとPCケース接続部を組み立てます。
その後、ファンをPCケースに取り付けてから、CPUへの取り付け。
次に、ケースファン Corsair CO-9050137-WW(iCUE SP120 RGB ELITE WH 3P) を取り付けます。CPUファンとメーカーを揃えたので、同じ白色でLEDつきのタイプです。
3個セットでしたので、元々PCケースについていた黒いファンを外して3個全て取り付けます。
※もとの黒いファンは当選者様へご返却します
最後に、ガラス面の反対側の見えないところへファンの配線をまとめました。
起動確認
さて、ひとまず組み立てるべきパーツはすべて組み立てました。
ちょっと配線がごちゃごちゃしていますが、これは後ほど綺麗にまとめます。
ではここで一旦、組み立てに不備がないかの確認のためパソコンを起動してみます。
まずは映像出力端子を繋げ…
繋げてありますが、映像出力端子、ここではありません。ここはマザーボード側の端子なので、グラフィックボードが搭載されているのにここへ繋いでしまうと映像が映りません。
よく見るトラブルなので、引っ越しや掃除のためパソコンのケーブルを外す際にはご注意を!
気を取り直して、ちゃんとグラフィックボード側の端子に繋ぎます。そして電源ケーブルを繋げると…
おおお~!マザーボードが光りました!
もうこの時点で綺麗なのですが、組み立てに成功していたら、電源をつけると更に綺麗です。
では、スイッチ・オン。
はい綺麗!!!ブルー×ホワイト×ブラックのベースボディに虹色のLEDが映えますね♪
次回予告
今回は組立風景の中編、大型パーツの取り付けと起動確認までをご紹介しました。
次回は、配線の整理と初期設定のお話をしますのでお楽しみに!!
第4回・組立後編、配線整理と各種設定