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キーボードの修理方法3選!故障原因や修理費相場をまとめて解説

パソコンのキーボードが故障すると、文字が打てなくなり不便さを感じる人が多いでしょう。デスクトップパソコンであればキーボードの再購入で済む場合もありますが、外付けキーボードをノートパソコンで使うのは現実的ではありません。
ノートパソコンのキーボードが壊れた場合も、対応方法を知っておけば焦らずに済みます。
この記事では、キーボードの故障原因や修理費用の相場を解説します。急にキーボードが動作しなくなった場合も、焦らずひとつずつ情報を整理して解決しましょう。


目次[非表示]

  1. 1.パソコンのキーボードに関するトラブルとは?
  2. 2.キーボードが動かなくなった時に試したいこと
    1. 2.1.ノートパソコンの対処法
    2. 2.2.デスクトップパソコンの対処法
  3. 3.考えられるキーボードの故障原因
    1. 3.1.水没、液体をこぼしてしまった
    2. 3.2.落下などの物理的な破損
    3. 3.3.バッテリーの膨張
    4. 3.4.パソコンのソフトウェアによる問題
  4. 4.キーボードを修理する方法
    1. 4.1.PCメーカーで修理する
    2. 4.2.自分で交換する
    3. 4.3.修理業者を利用する
  5. 5.キーボードの修理にかかる費用相場
    1. 5.1.自分で修理する場合の費用
    2. 5.2.修理業者を利用する場合の費用
  6. 6.ドスパラのキーボード修理事例
    1. 6.1.事例1:ノートパソコンのキーボード修理
    2. 6.2.事例2:デスクトップのキーボード修理事例
    3. 6.3.事例3:キーボード不具合の改善事例
  7. 7.キーボードの修理はドスパラにお任せ!
  8. 8.キーボード修理は修理業者への依頼がおすすめ


パソコンのキーボードに関するトラブルとは?

キーボードのトラブルとしてよくあげられるのは、以下の3点です。

  • 入力しても反応しない
  • キートップが外れる
  • キーを押していないのに文字が入力される

「入力しても反応しない」「キーを押していないのに文字が入力される」といったトラブルの多くは、キーボード本体を交換しなくともソフトの設定で解決する場合があります。「キートップが外れる」ような物理的な故障は、修理が必要になるケースがほとんどです。
まずは、手持ちのキーボードのトラブル状況を確認し、必要な対応を考える必要があります。使用していて違和感があるか、ほかのトラブルが起きていないかもあわせてチェックすると、故障を見逃さずに済むでしょう。



キーボードが動かなくなった時に試したいこと

キーボードが動かなくなったら、試したい対策をノートパソコンとデスクトップ別に解説します。持っているパソコンに合わせて対応し、原因を探していきましょう。

ノートパソコンの対処法

ノートパソコンのキーボードは、デスクトップパソコンと違い、キーボードと本体が一体化しています。気づかないうちに不要なキーを触っていることも多く、故障自体起きていない場合も少なくありません。
数字を打ち込むテンキーだけ動かない場合は、「Num Lock」がオフになっている可能性があります。テンキーの近くに配置されているため、一度押してから打ち込めるか確認しましょう。
パソコンの種類によっては、マウスキー機能がオンになっている可能性もあります。キーボードでマウスを操作するための機能ですが、設定画面から解除できるため、オンになっていないかチェックすると安心です。
また、一部のキーのみ動かない場合は、汚れが入って接触不良を起こしている可能性もあるでしょう。掃除することで、解決する場合がほとんどです。
キーボードをカスタムするソフトウェアをいれている場合は、設定の見直しかアンインストールをおこなうと改善される場合があります。ゲームでキーボードを使用している場合は、影響が出ていないか確認しましょう。

デスクトップパソコンの対処法

デスクトップパソコンのキーボードは、ノートパソコンと違いBluetoothを利用しての接続かUSBポートを利用して外付けに接続されています。USBポートやキーボード自体の故障が考えられるので、別のUSBポートを利用するかほかのキーボードを試して動作するかチェックしましょう。充電式キーボードの場合、キーボード自体の電池が切れている可能性も考えられます。
また、一部のアプリケーションのみキーボードが動かない場合は、使用しているアプリケーション自体に不具合が起きている可能性があります。再起動すれば改善される場合が多いため、試してみてください。
その他、使用しているパソコンがWindowsの場合は、インストールされている日本語入力システムが不具合を起こしている場合もあるでしょう。パソコン自体を再起動すれば直るケースも多く、一度再起動することをおすすめします。



考えられるキーボードの故障原因

パソコンの再起動やアプリケーションを立ち上げ直しても、物理的な原因でキーボードが故障している可能性があります。状況によってはキーボードの買い替えや修理が必要になるため、当てはまる要因がないか確認してみましょう。

水没、液体をこぼしてしまった

スマホやほかの電化製品と同じく、キーボードの水没も故障につながる要因です。液体は隙間から内部に浸水しやすく、ノートパソコンであればキーボード以外の破損につながる可能性もあります。
近くに飲み物をおいていて、倒して水没させた経験がある人は少なくありません。パソコンが濡れたら、すぐに拭き取り乾かすことが重要です。乾いた後に問題なく使えていても、内部でパーツが錆びる可能性もあります。パソコン近くで水分を扱うときは、十分に注意しましょう。

落下などの物理的な破損

落下や物理的な衝撃で、キーボードが破損した可能性もあります。キーボードを打つ強さは人によって違い、ときに大きな音を立てながらキーボードを打つ人も少なくありません。長年使用されていれば劣化もあり、内部のパンタグラフやワイヤーが壊れる可能性があります。
キーボードに与えられた衝撃の影響で、キートップが飛んでしまう場合もあるでしょう。外れたキートップは無理に自分で直さず、キーボード自体を買い替えるか専門業者に依頼して修理するのがおすすめです。

バッテリーの膨張

動かない原因がキーボード本体にあるとは限りません。ノートパソコンを長く使用していると、バッテリーが劣化した影響でキーボードが動かなくなる可能性もあります。
バッテリーは劣化すると膨張し、周囲にあるキーボードやモニターケーブルの圧迫を引き起こします。バッテリーが膨張するとキーボードが盛り上がってくるため、横からみたときに変化がないか確認しましょう。
劣化したバッテリーを使い続けるのはノートパソコン自体が故障する可能性もあり、なるべく早めの交換が必要になります。

パソコンのソフトウェアによる問題

パソコンのソフトウェアによる問題でも、キーボードが動かなくなる可能性があります。ソフトウェアのトラブルシューティングで解決できるため、まずは試してみましょう。無事トラブルが見つかったら、パソコンを再起動するか前述した「キーボードが動かなくなった時に試したいこと」を試してください。
ソフトウェアでトラブルが見つからない場合は、物理的な故障が予想されます。自分で対処できない場合は、PCメーカーへ修理に出すか修理業者に調査を依頼するのがおすすめです。



キーボードを修理する方法

キーボードの修理には、「PCメーカーで修理」「自分で修理」「修理業者へ依頼」の3つの選択肢があります。それぞれメリットやデメリットが存在するため、自分に合った方法を検討しましょう。

PCメーカーで修理する

PCメーカーでの修理は、パソコンを購入したときの保証期間が残っている場合におすすめしたい方法です。多くのPCメーカーでは、修理・交換サービスをおこなっており、保証期間が残っていれば無料もしくは割引価格で修理してくれる可能性があります。
メーカーによっては法人価格が用意されている場合もあり、法人で利用しているパソコンを修理するときは各ホームページで確認しましょう。
しかし、保証期間内であっても保証書を紛失していると修理は有償になる場合がほとんどです。保証期間外の交換費用は高くなる傾向が多く、予算に合わせて検討が必要です。

参考として、東芝のdynabookを修理する場合にかかる料金を解説します。


メーカー保証期間

1年

修理価格(保証期間内・過失なし)

0円

修理価格(保証期間外or過失あり)

42,500円〜


自分で交換する

自分でキーボードを修理する方法は、なるべく修理費用をかけたくない人におすすめの方法です。ノートパソコンを分解して修理するのは素人には難しく、外付けキーボードの代用が安全な方法です。
内部のパンタグラフやワイヤーが破損している場合、自分で交換すると不必要に傷つけてしまうリスクが高まります。ほかの部分が故障する恐れもありおすすめとはいえません。故障した部分によっては、データが破損し消えてしまう可能性もあります。
ノートパソコンで外付けキーボードを使用するのは使い勝手の悪さもありますが、今以上に状況を悪化させないためには最善策といえるでしょう。

修理業者を利用する

水没や物理的な破損、バッテリー膨張時の交換といった外付けキーボードでは対応できない修理は、プロの専門業者の利用がおすすめです。
破損内容によっては即日対応してもらえる可能性もあり、PCメーカーに依頼するよりも迅速に修理できます。必要に応じて非純正パーツを使用する場合もありますが、そのときには修理後に保証期間が発生するケースも多くなっています。故障部位によっては、メーカー修理よりも安く済む場合があるでしょう。
引き渡し前に動作確認や、希望があれば内部の清掃も併せておこなえるため、パソコン全体のメンテナンスも依頼できます。素人が触るよりも安心して任せられるため、長くパソコンを使いたい人はぜひ検討してください。



キーボードの修理にかかる費用相場

ここでは、キーボードの修理にかかる費用相場を解説します。修理方法によってかかる費用は変わるため、予算に合わせて検討することが大切です。


対応方法


費用


自分で対応

1,650円〜

修理業者に依頼

15,400円~+部品代


自分で修理するのは、キーボードの購入料金だけで修理できる可能性もあり、費用としては安価に済みます。しかし、ノートパソコンの場合は利便性が下がり、屋外での使用は難しくなるでしょう。

自分で修理する場合の費用

自分で修理する場合は、購入する外付けキーボードのメーカーやモデルによって価格が異なります。デスクトップパソコンの場合は、いままで使用していたキーボードと同じ型番がよければ調べる必要もあるでしょう。
キーボードは、USBポートを利用するのかBluetoothを利用するかでも接続方法が変わりますが、USBポートがついていないパソコンの場合はBluetoothに対応しているキーボードの中から選ぶ必要も出てきます。
自分で修理する場合にかかる費用はパーツ代のみですが、必要なキーボードの調査をおこなっていると思ったよりも時間がかかってしまう場合があるでしょう。


キーボードの種類


金額


有線フルキーボード

2,761円

有線コンパクトキーボード

2,321円

有線静音フルキーボード

7,018円

無線フルキーボード

3,839円

無線コンパクトキーボード

3,399円

タブレットケース付きワイヤレスBluetooth(R)キーボード

17,347円


修理業者を利用する場合の費用

修理業者に依頼した場合は、パーツ代以外にも作業工賃や診断料が発生します。しかし、自分では気づかなかった部分の故障があれば修理を提案してくれ、パソコンの状態も診断してくれるメリットがあります。
大切なパソコンを長く使用でき、買い替えるよりも安く済むケースが多いことも。キーボード以外にも気になる部分があれば、ぜひ相談してみましょう。


修理タイプ


作業料金



部品費用



修理費用総額


部品交換あり

5,980〜50,000円

7,000円~20,000円

20,000円~70,000円

部品交換なし

0円

5,980円~50,000円

参考:キーボード不具合時の主な症状例|パソコン修理ならドスパラ【公式】



ドスパラのキーボード修理事例

実際に、ドスパラでご相談のあったキーボードの修理事例を紹介します。症状に対してどのような対応をおこなったのか、かかる費用の参考にしてください。

事例1:ノートパソコンのキーボード修理

ノートパソコン修理、キーボードが一部効かなくなった

キーボードの「8」「i」「k」「,」のキーが効かないため、修理をご希望でした。​ご自身で交換用キーボードをご用意されましたが、キーボードの交換は精密な作業のため工場へ送り実施となります。
交換後はすべてのキーが問題なく動作する点を確認し、ほかの不具合もないと確認のうえご返却となりました。内部データはお預かり時のまま、お返ししています。


作業工賃

23,571円

パーツ代

0円

合計

23,571円



事例2:デスクトップのキーボード修理事例

デスクトップパソコン修理、キーボードが操作できない

デスクトップパソコンのキーボードを利用してパスワードの入力を試みるも、操作ができないというご相談でした。
症状の確認はできなかったものの、内部にホコリが溜まっていたため接触不良の可能性を考えパソコンクリーニングを提案し実施しました。パソコンクリーニングは、専用のエアーコンプレッサーを使用するため普段の掃除では行き届かない部分を隅々まで掃除できます。
作業後は動作確認のうえ、内部のデータも問題なくご返却となりました。


作業工賃

4,000円

パーツ代

0円

合計

4,000円


事例3:キーボード不具合の改善事例

デスクトップパソコン修理、マウスやキーボードが動かない

デスクトップパソコンのマウスやキーボードが動かない、音が出ないとお困りでご相談いただいた事例です。
確認したところ、BIOS画面上ではマウス・キーボードの操作が可能でしたが、Windowsを起動後の操作ではマウス・キーボードともに操作できませんでした。
詳細診断の結果、SSDとメモリに不具合があることが判明したため、お客様了承の上メモリ交換とSSD交換、Windowsインストールをおこないました。
キーボードの不具合と思っていても、他の故障が要因で不具合が起きている可能性があります。専門業者に診断を任せていただければ、パソコン自体に不具合が起きていても原因部分の修理が可能です。


作業工賃

27,980円

パーツ代

-

内訳:メモリ

4,980円

内訳:SSD

9,980円

合計

42,940円


キーボードの修理はドスパラにお任せ!

キーボードの不具合に悩んだら、ぜひ一度ドスパラにご相談ください。キーボードの故障は、水没や落下など物理的な破損からソフトウェアの不具合までさまざまな原因が考えられます。累計20万台以上の修理実績があるドスパラなら、故障の原因解明から修理対応まで一括でおこない、迅速な対応が可能です。
全国各地に修理店舗があるため、持ち込みでの見積もりをされたい方でも問題ありません。遠方の方は、宅配取引をご利用いただければ指定の日時にパソコンのお預かりに伺います。
ご自身の予定に合わせて利用できるため、キーボード以外でも何かお困りの点があればお気軽にご相談ください。大切なパソコンを長く使うための、お手伝いをさせていただきます。

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キーボード修理は修理業者への依頼がおすすめ

キーボードに不具合を感じたら、一度専門の修理業者への相談がおすすめです。インターネットで検索すれば自分でできる修理方法も見つかりますが、物理的な破損やバッテリーの劣化が影響では自分での対処は難しくなります。
修理業者を利用すれば、キーボード以外が原因だったときも迅速に対応できるのがメリットです。いち早く故障に対応できるため、データの破損やパソコン自体の故障の可能性も少なくなります。
大切なパソコンを長く使うためにも、不安を感じたときはすぐに修理業者へ相談しましょう。

  キーボード不具合時の主な症状例|パソコン修理ならドスパラ【公式】 キーボード不具合時の主な症状例をご紹介します。パソコン修理の料金は故障症状からおおよその金額をご確認いただけます。修理のご用命は「宅配引取」「ご訪問」「店舗持込」からお選びください。 https://www.dospara.co.jp/service/symp/srv_kb-trouble.html


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