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液晶モニターにおけるバックライトの寿命について

液晶モニターのバックライトとは

液晶モニターのバックライトは液晶パネルの背面に取り付けられた光源のことです。


目次[非表示]

  1. 1.液晶モニターのバックライトとは
    1. 1.1.バックライトの役割
    2. 1.2.バックライトの種類
  2. 2.バックライトの寿命について
    1. 2.1.バックライトの寿命を決める要素
    2. 2.2.メーカーが保証している寿命
  3. 3.バックライトに起因する不具合現象
    1. 3.1.画面が暗い
    2. 3.2.画面が真っ暗
  4. 4.バックライトを長持ちさせる方法

バックライトの役割

液晶は電圧をかけると一定方向の光しか通さない性質があり、この性質を利用して様々な色を表示することができます。しかし、液晶自体は発光しないため、別に光源が必要となります。この光源の役割を果たすのが「バックライト」です。


バックライトの種類

バックライトには主に次の2種類の光源が使われてきています。

  1. 冷陰極管 (CCFL)
    蛍光ランプの一種で蛍光灯よりも管径が細い(2mm~4mm)

  2. LED
    冷陰極管よりも省電力で発熱が少ないため現在では主流

バックライトの寿命について

バックライトの寿命を決める要素

冷陰極管 (CCFL)ではガラス管に封入されている不活性ガスと水銀が減少することにより寿命が決まりますが、LEDにはこのような要因はなく経年変化により一定の輝度減少が見られます。

また、冷陰極管 (CCFL)もしくはLEDを制御している回路の劣化による寿命も要因の一つとなります。

メーカーが保証している寿命

液晶モニターを製造しているメーカーが保証している寿命は次の通りです。BenQとASUSは液晶モニター本体とパネル・バックライトを分けて保証しています。


メーカー
保証期間
BenQ
3年間、ただしパネル・バックライトは1年間
ASUS
本体 3年間、パネル 3年間
ViewSonic
3年間


バックライトに起因する不具合現象

画面が暗い

経年劣化による輝度現象

輝度調整を行っても液晶モニターの画面が以前のように明るくならないことがあります。この症状はバックライトの経年変化により輝度が減少することが原因と考えられます。

EIZO株式会社「医用画像表示モニターにおける LED バックライト搭載の利点」に経過時間に対する輝度変化量のグラフが掲載されています。

グラフによると最大輝度から80%になる時間が冷陰極管は約9,000時間、LEDは24,000時間になることが示されています。

バックライトにLEDが使われている液晶モニターであれば1日24時間フルに利用していても80%になるのは3年弱となり、1日8時間程度の利用であれば8年以上となります。

したがって、最近のLEDが使われている液晶モニターでは初期不良以外に画面が暗くなることは稀なケースとなります。

画面が真っ暗

画面が真っ暗なモニター

電源を入れても画面に変化がなく何も表示されない不具合が発生する場合があります。

この症状でバックライトに起因する原因は、以下の2点が考えられます。

  1. バックライト制御回路の故障
  2. バックライトのLEDの一部が故障

故障を直すには内部に手を入れる必要があるため、メーカーもしくは専門業者に修理依頼する必要があります。


バックライトを長持ちさせる方法

ユーザーとして少しでも長く使うためには以下の配慮をすることにより実現できます。

  1. 使わない場合は電源オフ
    「電源とスリープ」設定でディスプレイの電源がオフになる時間を適切に設定する

  2. 高温多湿の環境や結露を避ける
    たとえば直射日光があたる場所や寒暖差のある環境での利用は控えます。

電源のオンオフを頻繁に繰り返すことは寿命を短くすると言われることがあります。

しかし、EIZO株式会社のFAQで「通常の使用(1日数回から数十回程度)であればバックライト寿命に影響しません」と書かれていますので、電源のオンオフはあまり気にすることはないともいえるでしょう。

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