自作パソコン修理、ゲームプレイ中にGPU使用率100%になると落ちる
自作デスクトップパソコンで、ゲームをプレイしようとソフトを起動させるとすぐにソフトが落ちるとご相談をいただきました。
店舗にてパソコンの状態を確認するため、お客様から許可をいただきゲームを起動させ、温度を計測したところ、100℃まで到達するのが非常に速いことを確認しました。
お客様によるとGTX1080TiからRTX3060に交換後から症状が発生したとのことでした。
原因を特定するため詳細診断をご提案したところ、ご了承いただきました。
詳細診断の結果、下記の不具合を発見しました。
◆CPUクーラーの取付ピンの破損
┗CPUクーラーの取付ピンが破損しており、しっかりとCPUに密着していない状態を確認しました。こちらが異常発熱の原因と考えられます。
◆CPUグリスの劣化
┗CPUグリスの状態が悪く、役割を果たせず十分に熱伝導率を保てていなかったと考えられます。
◆M.2 SSD
┗M.2 SSDのヒートシンクが両面テープで貼られていて、お預かり時には剥がれており、この状態では冷却性能が充分に発揮できない状態でした。
◆メモリ
┗メモリテストにて、メモリエラーが発見されました。
メモリ容量を大量に使うソフトではクラッシュしてしまう恐れがあります。
◆ドライバ―インストール不足
┗パソコンの動作に必要なマザーボードのドライバーが一部インストールされていないことを確認しました。
上記のことをお客様にお伝えしたところ、CPUクーラー交換とグリスの塗り直し、M.2 SSDのヒートシンクの交換をご依頼いただきました。
そのほかの個所は現状そのままの状態でお返しをご希望でした。
また、内部にホコリが溜まっていることをお伝えしたところ、追加でクリーニングをご依頼いただきました。
今回は内部清掃基本コースをご希望いただきました。
内部清掃基本コースは強力なエアーコンプレッサーでホコリを除去し、お値段もお手頃なため定期的にクリーニングを実施したい方にオススメのコースになります。
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作業終了後、起動確認と動作確認を実施し、異常がないことを確認し、パソコンをご返却しました。
作業料金は下記となります。
診断および作業工賃 |
15,980円 |
部品代 |
|
内訳:CPUクーラー |
7,980円 |
内訳:ヒートシンク |
980円 |
合計 |
24,440円 |
※画像は別のパソコン修理イメージです。本文とは関係ありません。
ドスパラ大分光吉インター店に、自作デスクトップパソコンの修理を持ち込みでいただきました。
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