自作デスクトップパソコン修理、BIOS設定中に電源が落ちてしまう
今回のご依頼内容・症状について
BIOS設定画面を表示中に電源が突然落ちてしまうためパソコンの診断を行ってほしいとご相談をいただきました。
店舗にて簡易診断を実施したところ以下の症状を確認しました。
・メモリスロットの優先順位が異なる
・電源ケーブル各種の取り付けが甘い
簡易診断で発見した上記の箇所は修正しましたが、不具合症状は改善されませんでした。
簡易診断の範囲では改善が難しいと判断し、原因の特定の為、詳細診断をご提案したところ、ご了承をいただきました。
診断内容・症状原因
詳細診断の結果、BIOS上にてCPU温度が115℃まで上昇してしまう状態を確認しました。
原因は水冷ヘッド取り付け時に使用するスペーサー(プラスチック製の黒い部品)がソケット別に複数同梱されており、LGA115x用のものを誤って使用しており、ヘッドが全くCPUに接地していないことだと考えられます。
また、検証用CPUクーラーでは症状が改善されることを確認したため、申告症状の原因はCPUクーラーの取り付け不良と判断しました。
対応内容
お客様に詳細診断の結果とCPUクーラーの取り付け直しで改善されることをお伝えしたところ、ご了承をいただきました。
お客様からケースファンの増設予定があるためファンハブが奥に隠れないようにしてほしいとご要望をいただきました。
作業完了後は、起動確認と動作確認を行い、症状が改善されたことを確認しましたので、パソコンをご返却しました。
ご対応料金
作業料金は下記となります。
診断および作業工賃 |
10,980円 |
部品代 |
追加なし |
合計 |
10,980円 |
納期 |
約7日 |
※画像は別のパソコン修理イメージです。本文とは関係ありません。
今回ご対応させていただいた店舗
ドスパラ浦添城間店に、自作デスクトップパソコンの修理を持ち込みでいただきました。
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