自作パソコン修理、Windowsがインストールできない

ドスパラ秋葉原本店に自作パソコン修理を持ち込みでいただきました。​自作したパソコンがBIOS設定画面までは表示されるものの、Windowsをインストールしようとすると画面が固まってしまいインストールできないとのことで、診断修理をご希望でした。​

店舗でもご申告どおりの症状が再現しました。パーツ構成を確認すると、搭載したCPUに対してマザーボードのBIOSバージョンが古いことを確認しました。非対応のCPUが搭載されたことでCPUの動作不調（Windowsブートマネージャーの読込不全）が発生しているものと判断しました。

お客様ご同意の上でBIOSアップデートを実施しました。すると症状は改善し正常にインストール動作が進むようになりました。更に診断を行ったところ、CPUとCPUソケットにグリスの付着を発見しました。今後動作不良となる可能性があるため、清掃を提案し、こちらもご了承をいただきました。

以上結果から修理作業はBIOSのアップデートと、CPU、CPUソケットの清掃を実施しました。Windowsのインストールはお客様ご自身で行うとのことでした。最後に動作チェックを行い、パソコンに異常が無いことを確認して返却しました。

修理代金は​

• 診断料 5,980円
• 作業工賃 5,200円
• 合計 11,180円

でした。​

※画像は別のパソコン修理イメージです。本文とは関係ありません。