
パソコンデータを新しいパソコンにコピーする方法とソフトのご紹介
パソコンを買い換える際、古いパソコンのデータの移行で悩んだことはありませんか?
データの量が少なければそれほど困らないかもしれませんが、大量だった場合の引越し作業は時間と手間がかかります。
作業を慎重に行わないと、大事なデータが消えてしまう恐れもあります。
そこで今回は、パソコンデータを新しいパソコンにコピーする4つの方法と、データ移行するときに役立つ無料・有料ソフトを6つご紹介します。
目次[非表示]
- 1.パソコンデータを新しいパソコンにコピーする4つの方法
- 1.1.外付けストレージを使う
- 1.2.クラウドファイルサービスを使う
- 1.3.USBリンクケーブルを使ってパソコン同士を直接つなぐ
- 1.4.バックアップソフトを使う
- 2.データ移行に役立つバックアップソフト6選
- 2.1.無料のバックアップソフト
- 2.1.1.FBackup
- 2.2.有料のバックアップソフト
- 2.2.1.EaseUS Todo Backup Free
- 2.2.2.AOMEI Backupper Standard
- 2.2.3.ファイナル丸ごとバックアップ
- 2.2.4.Paragon Hard Disk Manager
- 2.2.5.HD革命/BackUp Next
- 3.自分にあった方法でデータ移行しましょう!
- 4.データまるごとバックアップサービスのご相談
パソコンデータを新しいパソコンにコピーする4つの方法
お手元のパソコンデータを新しいパソコンへ移行する方法は大きく4つあります。
それぞれのメリット・デメリットを順番にご紹介します。
外付けストレージを使う
データ移行の最もかんたんな方法は、データを外付けストレージに一時保存し、新しいパソコンへ出力することです。
手元にあるストレージを持ち出さない限り、データを紛失したり流出する可能性も少ないので安全です。
外付けストレージは家電量販店やインターネットショップなどで流通しているので、検討もしやすいです。
データ量が少なければUSBメモリで、多ければ外付けハードディスクなどを使って移行しましょう。
クラウドファイルサービスを使う
パソコンデータをインターネット上にあるクラウドファイルサービスに保存します。
データを一旦アップロードしてしまえば、新しいパソコンでダウンロードするだけですぐに使えます。
ただし、データ量によってはアップ・ダウンロードに時間がかかる可能性があります。
また、サービスによっては有料・無料のものがありますが、よく使うサービスがある方はそちらを、使用したことがない方はサービスを比較・検討しましょう。
特別な機器を用意する必要がなく、インターネットに接続していれば使える点は手軽です。
USBリンクケーブルを使ってパソコン同士を直接つなぐ
パソコン同士を直接つなぐことができる「USBリンクケーブル」という製品があります。
USBリンクケーブルを使ってつないだパソコン同士は、ドラッグ&ドロップでデータ移行やコピーができます。
USBメモリなどと比べると高価な製品ですが、パソコン同士で頻繁にデータ交換を行うのであれば、1本購入しておくと便利です。
バックアップソフトを使う
データのバックアップを支援してくれる有料・無料ソフトがあります。
画面の指示に従うだけで作業できるので、自分で調べる必要がなく、初心者の方におすすめです。
ワードやエクセル・写真などのデータだけでなく、OSやアプリのバックアップ(クローン)を行ってくれるものもあり、今使っているパソコンの利用環境をそのまま引っ越すことができます。
バックアップソフトについては次の項目で詳しく解説します。
データ移行に役立つバックアップソフト6選
データ移行をサポートしてくれるバックアップソフトは、有料・無料のものをあわせるとたくさんあります。
無料ソフトは無料で使えることがメリットですが、機能が制限されていたり、バックアップスピードが遅いなどのデメリットがあります。
有料ソフトは細かな設定ができたり、初心者にも扱いやすいなどのメリットがありますが、お金がかかります。
無料のバックアップソフト
FBackup
FBackup は無料のバックアップソフトです。
画面の指示に従って進めていくと、希望通りにバックアップできます。
- どこに保存するか(保存先)
- 何を保存するか(元のファイルを指定)
- バックアップ方法(ファイル圧縮によるフルバックアップ、または圧縮無しのコピー)
- いつ実施するか(日時指定による自動バックアップ、または手動バックアップ)
USB接続された外付けストレージも含めた手元にあるデータを、別の外付けストレージやネットワーク上の保存場所などに保存できます。
質問に答えていくだけでバックアップできるので、初心者におすすめの無料ソフトです。
有料のバックアップソフト
EaseUS Todo Backup Free
有料ソフト「EaseUS Todo Backup Home」の無料バージョンです。
有料ソフト版の一部(機能日時指定によるバックアップやメール通知)を除いて、多くの機能を無料で利用できます。
データをまるごとコピーするクローン機能が充実しており、ストレージからストレージへのクローンだけでなく、システム全体やストレージのパーティション単位など、細かな設定ができます。
データだけでなく、システムを定期的にまるごとバックアップしたいときにおすすめの無料ソフトです。
AOMEI Backupper Standard
有料ソフト「AOMEI Backupper Professional」の無料バージョンです。
バックアップ、クローン、同期、復元など、機能は一通りそろっています。
自動バックアップ機能も充実しており、ファイルまたはフォルダをパソコンのストレージ、外付けストレージ、共有フォルダ、クラウド上などに定期的に自動同期することができます。
営業時間内の技術サポートも付いているので、わからないことは問い合わせることができ安心です。
ファイナル丸ごとバックアップ
有料のバックアップソフトです。
かんたんな操作でパソコンのデータやアプリをまるごとバックアップしたり、ファイルやフォルダ単位でバックアップできます。
万が一Windowsが起動しないトラブルに見舞われても、あらかじめ作成しておいたバックアップイメージから起動することができます。
他の有料ソフトと比べると安価ですが、一通りの機能が揃っているのでおすすめです。
Paragon Hard Disk Manager
豊富な機能を備えた有料ソフトで、ひと通りのバックアップ・クローン機能を備えている他、パーティション操作に対応しています。
パーティションはストレージ内を分割して作る区切りのことです。
Windowsに備わっているディスク管理ツールで作成・操作できますが、こちらのソフトではOSが入ったパーティションの容量変更や分割など、標準ツールではできない操作が可能です。
バックアップだけでなく、ストレージ全体のメンテナンスや管理も合わせて行いたい方におすすめのソフトです。
HD革命/BackUp Next
長い歴史を持つ定番バックアップソフトで、簡単な操作と多彩な機能が備わっています。
最新のHD革命/BackUp Next Ver.5 Professional では、初心者の方でも迷わないようにナビゲートしてくれる「Welcomeバックアップ画面」を搭載しました。
USBデバイスを接続したときに自動バックアップを行う機能なども備わっており、かゆいところに手が届くような作りになっています。
Windows11にも正式対応を表明しており、最新アップデートを適用すれば利用可能です。
Professional版には、コピー&ペーストでフォルダー間のバックアップ・ミラーリングができる「HD革命/Copie」も収録されています。
かんたんで、様々なバックアップ方法が利用できるので、初心者だけでなく上級者にもおすすめの1本です。
自分にあった方法でデータ移行しましょう!
大切なデータの移行は、破損や失敗がこわいですよね。
ソフトやツールがあれば、新しいパソコンへのデータ移行はそれほど難しくありません。
それぞれのメリットデメリットを理解し、自分にあった方法でデータ移行をしてみましょう。
今後の使用頻度を考えて、検討するのもポイントです。
データまるごとバックアップサービスのご相談
ドスパラのデータまるごとバックアップサービスとは
- バックアップデータを取っていない
- 大事なデータをパソコンに保存している
- 過去にデータを消して(消えて)しまったことがある
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といった方におすすめです。
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