catch-img

買い替え不要!パソコン容量を自分で増やす方法と手順

パソコンを使っていて、データが保存できなくなった経験はありませんか?
それは、ハードディスクなどのストレージ(記録媒体)の容量がいっぱいになってしまい、それ以上保存できなくなったことが原因です。

でも、ストレージがいっぱいになったからといって、パソコンを買い換える必要はありません。
ちょっとの知識があれば、自分で容量を追加することができます。
パソコンを買い換えずに同じパソコンを長く使うことができるので、新しく1台購入するよりも安く済むのでお得です。
ここでは、パソコン容量を増やす方法とストレージの種類、交換方法について解説します。


目次[非表示]

  1. 1.パソコン容量を自分で増やす2通りの方法
    1. 1.1.内蔵ストレージ
    2. 1.2.外付けストレージ
  2. 2.ストレージの種類
    1. 2.1.ハードディスク(HDD)
    2. 2.2.SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)
      1. 2.2.1.1.8インチ
      2. 2.2.2.2.5インチ
      3. 2.2.3.mSATA
      4. 2.2.4.M.2
  3. 3.ストレージの交換方法
    1. 3.1.検討時点でストレージの場所を必ずチェックしましょう!
    2. 3.2.SSDを購入する
    3. 3.3.SSDをPCに接続してNTFS形式でフォーマットする
    4. 3.4.現在使っているストレージのデータ(OSを含む)をSSDにクローンする
    5. 3.5.PCからストレージを取り外し、SSDを装着する
  4. 4.知識を身につけてパソコン容量を増やそう!
  5. 5.パソコンアップグレード パーツ交換・増設サービス


パソコン容量を自分で増やす2通りの方法

パソコン容量を増やすストレージには2種類あります。
それぞれの違いについて解説します。

内蔵ストレージ

内蔵ストレージ

パソコン内部に設置するストレージです。
デスクトップパソコンやノートパソコンの筐体内部に取り付けるので、外からは見えずスッキリと設置できます。
内蔵ストレージを交換したい場合は、パソコン本体を開けたり、ストレージ収納部分だけを分解するなどの作業が必要になります。
その際、パソコンの構造や製品についての知識が必要になるため、自分で情報収集できる人向けです。

外付けストレージ

外付けストレージ

パソコンの外部に設置して、USBなどで接続して使うストレージです。
買ってきて接続すればすぐに使えるので、手軽に容量を増やせます。
しかし、単独では動かせないため、パソコンと一緒に持ち運ぶ必要があります。
動作には電源ケーブルが必要になる製品もあり、コンセントがある場所でないと使えないなどの制約があります。


ストレージの種類

ストレージには大きく分けて2種類あります。
パソコンにはどちらか一方が入っており、デスクトップパソコンの場合は両方入っていることもあります。
製品の性能によって使い分けることがあるため、それについても解説します。

ハードディスク(HDD)

ハードディスクは、長い間主流のストレージとして、パソコンやサーバー、テレビの録画用途に使われてきました。
大容量でも価格が安いというメリットを活かして、写真や動画など容量をたくさん使うデータ保存用として広く普及しています。
しかし、動作音や振動が発生したり、衝撃による故障リスクが高く、データ消失のリスクが伴うため、より安全で高性能なSSDへ移行していきました。

現在も、単価が安く、手軽に大容量を追加できるという点で人気があります。
主にデスクトップパソコンのセカンドストレージ(予備のストレージ)や、データ保管用として外付けハードディスクなどで使われているケースが多いです。

SSD(ソリッド・ステート・ドライブ)

現在主流のストレージであるSSDは、内部にあるメモリーチップにデータを記録しています。
読み書きの速度が速く、それでいて動作音が静かな点が特徴です。
衝撃による故障やトラブルのリスクが低い構造になっています。
外出時にも安心して使える点は大きなメリットですが、大容量になると比例して値段が高くなる点がデメリットです。

高速動作する利点を活かし、OSなどの主要なソフトを保存・実行するストレージとして人気があります。

さらに、SSDには4種類の形状と規格別に製品があります。
そちらも解説します。

1.8インチ

1.8インチ

主に「Micro SATA」という規格が採用されているSSDです。
ノートパソコンで使われています。

2.5インチ

2.5インチ

主に「Serial ATA」という規格が採用されているSSDです。
汎用性が高く、デスクトップパソコン・ノートパソコンの両方で使われています。

mSATA

mSATA

2.5インチSSDで使われている「Serial ATA」を小型化した、「mSATA」という規格が採用されたSSDです。
形状名と規格名が同じなのでわかりやすいですが、「Micro SATA」と混同しやすいので注意しましょう。
1.8インチ・2.5インチと違い、基板がむき出しになったような見た目が特徴で、パソコンの該当箇所に直接挿して使います。

M.2

M.2

「M.2」は現在最新のSSD規格です。
mSATAの後継で作られたため同じ特徴を持っていますが、読み書き速度が大幅にアップしています。
M.2には、スタンダードな「Serial ATA」と、「PCIe(PCI Express)」という2つの規格があります。
また、「NVMe」と「SATA」という2つの接続方法があり、NVMeのほうがより高速動作しますが、その分発熱することが多いです。


ストレージの交換方法

ここでは、デスクトップパソコンで現在主流となっているSSDの交換作業を解説していきます。

検討時点でストレージの場所を必ずチェックしましょう!

デスクトップパソコンは、ストレージの取り外しが簡単かどうかで交換の難易度が変わります。
交換を検討する際は、まず最初にどこについているのか、交換できそうなのかをよく見て確認しましょう。

SSDを購入する

交換可能だったら、SSDを購入します。
お持ちのパソコンで使える規格を調べて、該当する製品を購入しましょう。
特に、規格がたくさんあるM.2 SSDを購入される方は、接続規格をよく確認してから購入するようにしてください。

SSDをPCに接続してNTFS形式でフォーマットする

買ってきたSSDをパソコンに接続してフォーマットします。
このとき、NTFS形式でフォーマットしましょう。
フォーマットが終わったら、SSDをパソコンから取り外します。

現在使っているストレージのデータ(OSを含む)をSSDにクローンする

現在のパソコンのストレージから新しく購入したSSDへ交換する場合は、OSなどのデータをクローン(複製)する作業が必須です。
SSDメーカーが無料配布しているソフトや、有料ソフトなどを使ってクローンを作成しましょう。

PCからストレージを取り外し、SSDを装着する

クローンを作成したら、いよいよ交換作業に入ります。
まず最初に必ず、感電防止のためパソコンをコンセントから抜き、数分放置しましょう。
次にネジを外すなどして、パソコン内部が見えるようにします。

現在使用しているストレージを探して、接続ケーブルなどを確認しながら慎重に取り外します。
その後は新しいSSDを装着して、元通り配線したらケースを閉じます。
コンセントにつなぎ動作確認を行い、無事起動できたら完了です。

交換作業をするときは、パーツの取り外し前を写真に取りながら進めると、後で復元しやすくなります。


知識を身につけてパソコン容量を増やそう!

知識を身につけてパソコン容量を増やそう!

ストレージ交換は知識があれば誰でもできます。
交換作業が難しいと感じた時は、無理をせずに外付けストレージにしてみましょう。
手軽に容量を増やせるのでおすすめです。
ご自分にあった方法で、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。


パソコンアップグレード パーツ交換・増設サービス

ドスパラのパソコンアップグレード パーツ交換・増設サービスは、

  • 速くしたい
  • 保存容量を増やしたい
  • 静かにしたい

といった問題を解決できます。

パソコンアップグレード パーツ交換・増設ならぜひドスパラへ!

パーツの交換・増設により処理速度向上や保存容量拡張など、パソコンの性能を向上させるサービスです。

パソコン修理担当
パソコン修理担当
ドスパラのパソコン修理担当

人気の記事

ピックアップ

ドスパラの自作PC組立代行サービス

記事を探す

ドスパラの修理サービス

累計20万台以上の修理実績

最短当日対応

※ 軽度な修理・店舗にパーツがある場合に限ります。(通常は7営業日ほど)

様々なメーカーPCに対応

※ WindowsPCのみの対応

データ保全を重視で安心

※ データ移行、バックアップのメニューをご用意

パソコンで困ったときには
お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

故障かな?と
思った時に。

自宅でサポートが
欲しい時に。

PCパーツを
選んで作るなら。

店舗案内

北海道・東北エリア

関東エリア

中部エリア

関西エリア

中国・四国エリア

九州・沖縄エリア

メーカー別修理・サポート実績