ブルースクリーン発生!「Windowsが起動しない」の原因とは?
今回は「Windowsが起動しない」症状の一例を取り上げ、その原因と解決策を具体的に解説します。
目次[非表示]
- 1.ブルースクリーンから始まるトラブル
- 2.原因の特定
- 3.SSDとは?
- 4.SSDの交換・メモリ増設
- 5.修理後の状況
- 6.まとめ
- 7.ご利用いただいた店舗
ブルースクリーンから始まるトラブル
お客様から「Windowsが起動しない」という相談がありました。
電源を入れてもすぐに青い画面、「ブルースクリーン」が表示され、その後一向に進行しないとのこと。
この症状こそが「ブルースクリーン」問題の始まりです。
なお、「ブルースクリーン」は、Windowsが何らかの問題を検出し、システムを保護するために発生するものです。
原因の特定
この「Windowsが起動しない」問題の原因を特定し、解決するのがミッションです。
よくある原因としてはハードウェアの故障やソフトウェアの問題、それにウイルス感染などがあります。
今回はSSDの検査を行い、SSDが不良であることを特定しました。
具体的にはSSDの健康状態を監視・確認できる検証ソフトにてSSDに大量の不良セクタ(読み書きができない領域)が発生していることを確認。
SSDとは?
SSDって聞いたことはあるけど、そもそもどんなものなの?という方にSSDのご説明をします。
SSDとはSolid State Driveの略で、データを保存するための記憶装置です。
HDD(ハードディスクドライブ)とは違い、動く部品がないので高速でデータの読み書きが可能です。
そのため、OSやアプリケーションを高速に起動できるため、より快適なパソコン利用が可能となります。
ただし、SSDも使用していると劣化が進み、最終的にはデータが読み書きできなくなる可能性があります。
劣化している場合は小まめなデータバックアップを推奨します。
SSDの交換・メモリ増設
今回はSSDが原因であったため、お客様の許可を得て新しいSSDに交換しました。
新しいSSDにはWindowsを新規インストールしました。
SSDは下記のパーツに交換。
SSD:Crucial MX500 CT1000MX500SSD1JP (SATA3 1TB)
また、追加でメモリを増設してほしいとご依頼をいただきました。
メモリは下記のパーツを増設しました。
メモリ:ドスパラセレクト D4D3200-8G2A(DDR4 PC4-25600 8GBx2)
修理後の状況
新しいSSDに交換後、Windowsが無事起動し、「ブルースクリーン」も表示されなくなりました。お客様にも大変喜んでいただき、一件落着。
お客様はセーフティサービス(月額会員様)にご加入中だったため、作業料金がセーフティサービス特典により割引されます。
セーフティサービスについてはこちら▼
本来、作業料金が35,480円のところ、3,146円になりました。
作業料金は下記です。
診断および作業工賃 |
35,480円 |
セーフティサービス特典 (改訂前) |
-32,334円 |
部品代 |
|
内訳:SSD |
4,280円 |
内訳:メモリ |
7,970円 |
合計 |
15,396円 |
※部品代は修理時のお値段になります。
※こちらは、改訂前のセーフティサービス適用案件となります
※画像は別のパソコン修理イメージです。本文とは関係ありません。
まとめ
ブルースクリーンが表示されてWindowsが起動しない場合、原因は様々ですが、一つの可能性としてSSDの不良が考えられます。
もし同じような症状が出た場合は、専門家に相談することをおすすめします。
以上が「Windowsが起動しない」という問題の一例でした。これからもお客様のパソコントラブルを解決するために、日々努力して参りますので、何か困ったことがあればお気軽にお問い合わせください。
ご利用いただいた店舗
新潟県新潟市にある「ドスパラ新潟店」に、デスクトップパソコンの修理を持ち込みでいただきました。
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・「ドスパラ新潟店」のアクセス
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約15分
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バス停名:紫竹山
乗車時間約5分
お車・自転車でお越しになるお客様へ
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