
自作パソコン修理、CPUの温度が高いまま下がらない
ドスパラ仙台店に自作パソコン修理を持ち込みでいただきました。負荷のかかる作業をするとCPU温度が100度まで達してしまいおかしいので診断をご希望でした。
店舗でもご申告どおりの症状を確認しました。診断の結果、水冷CPUクーラーのポンプが止まっていてCPUを冷却できていない状態を確認しました。水冷CPUクーラーの電源を抜き差しすると一時的に動き出しますが、その後止まってしまうなど不安定な動作でした。その他に不具合箇所は無かったため、水冷CPUクーラーの動作不良が不具合原因と判断しました。修理作業は水冷CPUクーラーの交換です。
交換後改めて動作チェックを行ったところ、負荷テストでCPU温度が依然高い状態を確認しました。他のチェック項目では冷却性能が改善していることが分かるため、CPUの個体差による可能性があります。念のためUEFIの設定にて電圧を少々下げて、最高温度を抑制する予防措置を行いました。お客様にはCPUが比較的高温になりやすい個体であること、そしてUEFI設定で調整を行ったことを説明し、ご納得いただいた上で返却しました。
パソコン内の設定やデータはお預かり時のまま返却しました。
修理代金は
- 診断料 5,980円
- 作業工賃 5,500円
- パーツ代 6,600円
- 合計 18,080円
でした。
※画像は別のパソコン修理イメージです。本文とは関係ありません。