自作パソコン修理、Windowsが起動せずBIOS画面になってしまう
Web引取修理サービスからのご依頼です。Windows11にアップデートしようとBIOSの設定変更を行おうとしたところWindowsが起動できなくなってしまったとのことです。
ハードウェア検査を実施しましたがSSDには不具合は検出されず、弊社検証用SSDとWindowsを使用すると正常に起動できることから、お客様のWindowsのシステムデータ破損と判断しました。
また、電源ユニットのコネクタに物理的な破損、CPUクーラーの冷却性能の著しい低下を確認しました。電源ケーブル・コネクタの破損は埃の堆積等で発火する危険性があります。クーラーの冷却性能は低下するとCPUが非常に高温となり、パーツの破損等を引き起こす可能性があります。こちらもご申告内容と関連性は低いですが不具合と判断しました。
修理作業は(1)Windowsの再インストール、(2)電源ユニットの交換、(3)CPUクーラーの交換を実施しました。作業完了後は動作チェックにて正常な起動と冷却性能を確認します。こちらも問題なくクリアしましたので、パソコンを返却し修理完了となりました。
修理費用は
- 配送料 2,200円
- 診断料 7,260円
- 作業工賃 25,500円
- パーツ代 28,199円
- 合計 63,159円
となりました。